オルグ
白井 桃子
社会心理研究事業部
オルグ
常勤
5月生まれ 兵庫県宝塚市出身
関西学院大学 文学部 心理学科 卒業
在学時、研究室の先輩の紹介で経労研のアルバイトをしていました。卒業後は、企業で商品の企画開発等をしていましたが、就職氷河期の時代的に会社都合の荒波に飲み込まれました。当時は「結婚、出産」で女性が働き続ける事が、まだ難しいことも多く「女性の働きがい」と「ワークライフバランス」について深く悩んでいたところ、たまたま経労研の公募(研究員を支える管理員)を目にし転職。共働きだけどワンオペ家事と育児で、どうにか仕事と両立し、日々綱渡りをしていたある時、今度は「複数の介護+α」が見えて…。あれ?この迫りくる山をどう越える?模索はするも残念ながら退職することに。よく聞く‘あるある’ですが、この何とも言えない‘モヤモヤ’した思い…。そして、山場を越えた時「どうする?これから私の人生。やってないことが、まだあったのでは…」と、研究所に戻ってきました。
趣味は、習字、旅行、ドライブ、美味しいものを食べることです。それから「キャリア発達」については、ずっと興味を持っています。人生のその時々で、自分の発達課題を感じとりながら行動できたらいいのになぁ、と思っています。「自分を理解する」ことはなかなか難しいですが、最近ちょっと楽しくなってきました。思い込んでいた自分とは違う「私」に会いたいと思っているので、ゴールは決めつけず、チャレンジしたいと思います。「人生は一度きり」。頭ではわかっていましたが、育児や介護を経験し「人」と深く向き合うことで、心から感じるものがありました。 ‘思ったように動ける時間は、自分が想像している程には長くない’、‘今、動くことができるなら、何をする?’そんなことを、ちょっと真面目に考えている時に、経労研の上司の言葉「未来は、まだ決まってない!変えられる!」が刺さりました。リスペクトしている経労研のstaffと共に、経労研だからできる仕事を通して、今を生きる人を支える「行動」に繋げて行きたいと思います。また「女性」「病気」「障がい」「介護」「就職氷河期」をキーワードに、人生の行路という広義としてのキャリアに寄り添えるよう、精進していきたいと思います。