研究員
山本 耕平
労働政治研究事業部
計量社会学、社会階層論、社会意識論、調査方法論 後期近代における制度の正統性と信頼、社会階層と社会的アイデンティティなど
1985年、大阪生まれ
近著:渡邊勉・吉川徹・佐藤嘉倫編『人生中期の階層構造』東京大学出版会(分筆、「職場権限へのアクセスから見る女性労働市場のこれまで」担当)
業績リスト:https://researchmap.jp/koheiyamamoto224
京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学 博士(文学) 「モデル」と「データ」の両輪を駆使して社会現象を説明する社会科学の難しさとそれゆえの面白さから離れられず、大学の非常勤講師や研究員として馬車馬1.7頭分くらい働きながら研究者の道を彷徨。何とか博士論文を提出したことを区切りに、これまで社会から授かった恩恵を少しでも還元すべく大学を離れる。民間の調査機関勤務を経て、2020年経労研に入所。
社会調査と統計解析を中心に、分析哲学とゲーム理論を横目で見ながら、社会現象にたいして「分析的」にアプローチすることを学んできました。これらの理論や方法が想定するほどには人間も社会もきれいに割り切れるものではありませんが、「きれいに割り切れない」と居直って何かを分かった気にならないための戒めとして、「分析的」であることにこだわっています。 …などと言うとまるで合理主義のかたまりのようですが、趣味の音楽ではヴィジュアル系やらデスメタルやらノイズ・ミュージックやら、非合理的に過剰なものばかり楽しんでいるので、全体としては程よくバランスがとれているものと期待されます。 ……と自己紹介をすればするほど「つかみどころのないやつ」と思われるのが常ですが、その「つかみどころのなさ」を「柔軟性」として活かし、あらゆる課題にフレキシブルに対応していきたいと思っています。どんな「無茶ぶり」でも、いちどご相談ください。