研究プロジェクト
本共同調査は、どのような組織や活動が、組合員の意識(関与や評価など)に影響するのか、定量的に検証するための「共同調査」です。
どのような仕組みをもち、どのような活動や取り組みをしている労働組合で関与や評価が高いのか、また、現在の仕組みや活動が本当に組合員の関与につながるのかについて検討することを目的としています。
<第52回共同調査の特徴>
Ⅰ.意識調査データとの紐付けによる効果の顕彰
本共同調査では、組合組織の仕組みや運営の仕方、組合活動の導入状況に関するデータ ベースを作成し、組合員の意識調査データと結びつけて分析します。この分析によって 組合組織運営や活動の「組合関与」への効果を明らかにします。
Ⅱ.さまざまな組合活動を網羅
職場集会、福利厚生、イベントなどといった組合活動のみならず、専従体制や支部構成 などの基本的な情報や、執行業務のアウトソーシングといった運営状況にいたるまで、 組合組織と活動のあり方を網羅します。
Ⅲ.労働調査運動の一環
皆で取り組まなければ明らかにできないことを、皆で明らかにする。
組合における様々な活動の状況や仕組みに関する実態を把握し、効果の検証に取り組むことそのものが、労働調査運動の一環です。
<関連記事>
2019年に70組織の協力を得て実施した、本共同調査のパイロット調査(情報宣伝分野)について、
以下でご紹介しています。あわせてご覧ください。
[研究所活動報告]第52回共同調査「労働組合組織と活動の機能」
<お問合せ先>
第52回共同調査事務局(藤原・依藤・宮田)
大阪市中央区北浜東3-14
大阪府立労働センター4階
電話 06-6943-9490
メール onr_at_iewri.or.jp ※「_at_ 」を「@」に変換してお送りください。