関西学院大学　文学部　心理学科　卒業

在学時、研究室の先輩の紹介で経労研のアルバイトをしていました。卒業後は、企業で商品の企画開発等をしていましたが、時代的に会社都合の荒波に飲み込まれました。当時は「結婚、出産」で女性が働き続ける事が、まだ難しいことも多く「女性の働きがい」と「ワークライフバランス」について深く悩んでいたところ、たまたま経労研の公募（研究員を支える管理員）を目にし転職。共働き＋ワンオペ家事と育児で、どうにか仕事と綱渡りをしていたある時、今度はそこに「（複数）介護＋α」が見えて…。この迫りくる山をどう超えよう？模索はするも空しく退職。よく聞く‘あるある’ですが、この何とも言えない‘モヤモヤ’した思い…。そして山場を越えた時「どうする？私の人生。やってないことが、まだまだあるのでは…」と、研究所に戻ってきました。

趣味は、習字、旅行、ドライブ、美味しいものを食べることです。それから「キャリア発達」について興味を持っています。人生のその時々で、自分の発達課題を感じとり行動できたらいいのになぁ、と思っています。「自己理解」はなかなか難しいですが、あれこれ考えた末に‘ええぃ、楽しんでしまおう！！’と楽観的に思えるようになったのは、つい最近。ようやく表に出せるようになってきました。それは「人生は一度きり」ということを（頭でわかっているレベルでなく）心から感じたから。つまり ‘自分の思ったように動ける時は、自分が想像している程、長くないこともある‘’行動できる間に何をするか‘ということを（特に介護で）認識したからです。そこに経労研の上司の言葉「未来は、まだ決まってない！」が刺さりました。リスペクトする経労研のstaffと共に、経労研でしかできない仕事を通し、社会をよくする「行動」に繋げて行きたいと思います。また個人としては「女性」「病気」「障がい」「介護」「就職氷河期」をキーワードに、人（の広い意味でのキャリア）に、寄り添える力を持てるよう、精進していきたいと思います。